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大卒と高卒の違いを最新データで比較|収入・仕事の幅・キャリアの実際【2026年7月更新】

ら・ふらんす

進路を考えるとき、「大卒と高卒で実際どれくらい違うのか」は避けて通れないテーマです。この記事では感覚論ではなく、公的な最新データをもとに両者の違いを整理します。

先に言っておくと、これは優劣の話ではありません。違いを知ったうえで、自分に合う道を選ぶための材料にしてください。

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収入の違い(最新データ)

初任給の差

学歴初任給(月額)
大学卒248,300円
高校卒197,500円

厚生労働省の令和6年賃金構造基本統計調査によると、初任給の時点で月約5万円の差があります。年収ベースでは初年度から約60万円の差です。

生涯でみると差は広がる

賃金カーブは大卒の方が上昇の傾きが大きく、年齢が上がるほど差は開く傾向にあります。生涯賃金では数千万円規模の差になるという推計が一般的です。

ただしこれはあくまで平均値です。職種・企業・本人の力によって逆転は普通に起こります。

収入以外の違い

  • 就ける仕事の幅: 大卒(以上)を応募条件にする職種がある(総合職・研究職・一部の資格職など)
  • 昇進・転職: 学歴要件のある昇進ルートや求人が存在する
  • 社会に出る時期: 高卒は4年早く実務経験と収入を得られる。この4年は大きな資産
  • 学費: 大学進学には数百万円の費用がかかる(» 大学の学費の最新データ)

高卒で働く強み

  • 4年早くキャリアと貯蓄をスタートできる(大卒が初任給をもらう頃には中堅)
  • 学費負担がなく、奨学金返済も背負わない
  • 高卒採用が強い業界(製造・インフラ・公務員など)では安定したキャリアを築ける
  • 働きながら通信制大学や資格で学歴・専門性を後から積み増せる

進学か就職かを決める3つの視点

  • やりたい仕事に大卒が必要か: 志望職種の応募条件を実際に調べるのが最短
  • 学びたいことがあるか: 「なんとなく進学」は4年と数百万円のコストに見合わない
  • 家計と支援制度: 多子世帯無償化や給付型奨学金で、費用の壁は下がっている(» 支援制度の解説)

大卒と高卒 よくある質問

高卒で就職して、後から大学に行ける?

社会人入試・夜間学部・通信制大学など、働きながら学士を取るルートは複数あります。企業によっては学費支援制度もあるため、「今は就職、学位は後から」は現実的な選択肢です。

専門学校卒はどちらに近い?

初任給は高卒と大卒の中間程度が目安です。学んだ分野への就職直結度が高い一方、分野を離れると評価されにくい面もあります。

大学を中退したら学歴はどうなる?

最終学歴は高卒扱いになります。就職活動では中退理由を前向きに説明できるかが重要です。

「学歴フィルター」は本当にある?

一部の大企業の採用で実在すると言われますが、全体としては縮小傾向です。職種(技術職・専門職・公務員など)によってはほぼ無関係です。

まとめ

データ上、大卒は収入と仕事の幅で有利ですが、高卒には「4年早いスタート」と「学費ゼロ」という確かな強みがあります。平均値の差より、目の前の子に合う道かどうかが大切です。

迷っているなら、志望する仕事の募集要項を実際に見てみることから始めましょう。必要な学歴は、思い込みではなく求人票が教えてくれます。
» 大学に行く意味とは?

出典

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ら・ふらんす
ら・ふらんす
1973年神奈川県横浜市生まれ。神奈川県立厚木高等学校から指定校推薦で学習院大学法学部政治学科に入学。現在は、気象庁外郭団体勤務。大学受験を終えた一人娘の母。一級小型船舶操縦士、気象予報士、防災士。
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